トップページ > 個人向けサービス > ファイナンシャルスキャニング アニメーションサンプル

将来のキャッシュフローには常に不確実性が伴います。しかし、資金残高キャッシュフローでは、将来のキャッシュフローのシナリオのうちの一つを描いたものにすぎませんでした。
以下のアニメーションは、ファイナンシャルスキャニングを用いて、この不確実性の要因のうちの物価上昇率、収入(給与収入または所得)のベースとなる上昇率、手元資金(資金残高)の運用利回りの変動性を組み込んで、キャッシュフローを描いたものです。 横軸が各年の資金残高、縦軸がその発生確率となります。

以下のアニメーションでは、時間の経過と共に分布の広がり幅が大きくなっていきます。 このことは時間の経過と共に将来の資金残高の金額のばらつきが大きくなっていくことを表しています。
実は、このサンプル世帯は、変動性を考慮しない資金残高キャッシュフローの段階では全てのキャッシュフローの期間で資金残高がプラスなのですが、変動性を考慮したファイナンシャルスキャニングでは2021年から2025年までの期間に資金残高がマイナスとなる部分(グラフで濃いオレンジ色で表示される部分)が発生してしまいます。 これは、家計が破綻する可能性があることが示しています(破綻確率は7.5%となります)。
このサンプル世帯の場合は、株式等へのリスク資産へ投資を行うことでさらに破綻リスクが増加してします恐れがあります。 従って、このサンプル世帯の投資のリスク許容度は高くはないと考えることができます。