補足事項
遺族シミュレーションおいては、資金残高キャッシュフローおよび支出キャッシュフローの補足事項を引き継ぎます。
夫と妻のどちらにご不幸が発生した場合のキャッシュフローを作成するかを選択します。シミュレーションでは、ご不幸が発生した方(作成対象者の配偶者)の不幸発生年度以降の収入を除いて、ご不幸発生後のキャッシュフローを作成します。
住宅購入前にご不幸が発生する場合、そのまま賃貸を継続するのか、それとも、予定通り住宅を購入するのかを選択します。住宅購入後にご不幸が発生する場合、または、もともと持家の場合は、ご不幸の発生後に賃貸に切り替えるのか、それとも、その住宅に住み続けるかを選択します。
住宅ローンがある場合は、ご不幸の発生後にそのローン債務を引き継ぐかを選択します。住宅ローン債務を引き継がない場合は不幸発生年度以降の返済額がキャッシュフローから除かれます。
基本生活費、娯楽費、その他支出、住宅諸経費(住宅購入、持家の場合)、家賃(賃貸の場合)のご不幸発生後の増減率を指定します。また、ご不幸の発生によって特定の期間の金額が増減する場合は、その期間と増減率を指定します。
支出キャッシュフローで入力したそれぞれの保険料に対して、ご不幸の発生に伴う消滅の有無を指定することが可能です。消滅するように指定された保険料については、不幸発生年度以降に開始予定の保険料の場合は全ての支払いが、また、既に支払いが開始されている保険料の場合は不幸発生年度以降の支払いがキャッシュフローから除かれます。
支出キャッシュフローで入力したそれぞれの臨時的支出(一時的支出、期間的支出、既存のローン、将来のローン)に対して、ご不幸の発生に伴う消滅の有無を指定することが可能です。消滅するように指定された臨時的支出については、不幸の発生年度以降に開始予定の臨時的支出の場合は全ての支払いが、また、既に支払いが開始されている臨時的支出の場合は不幸発生年度以降の支払いがキャッシュフローから除かれます。
資金残高キャッシュフローで入力したそれぞれの臨時的収入(一時的収入、期間的収入、期間的収入(逓増型))に対して、ご不幸の発生に伴う消滅の有無を指定することが可能です。消滅するように指定された臨時的収入については、不幸発生年度以降に開始予定の臨時的収入の場合は全ての受け取りが、また、既に受け取りが開始されている臨時的収入の場合は不幸発生年度以降の受け取りがキャッシュフローから除かれます。
ご不幸の発生後に発生する臨時的支出を、不幸発生後に生じる一時的支出、不幸発生後に生じる期間的支出(期間指定)、不幸発生後に生じる期間的支出(年数指定)のいずれかの形式で入力することが可能です。これらの支出は住居費、その他支出、娯楽費、基本生活費のいづれかの分類に割り当てます。
ご不幸の発生後に発生する臨時的収入を、不幸発生後に生じる一時的収入、不幸発生後に生じる期間的収入(期間指定)、不幸発生後に生じる期間的収入(年数指定)、不幸発生後に生じる期間的収入(期間指定、逓増型)、不幸発生後に生じる期間的収入(年数指定、逓増型)のいずれかの形式で入力することが可能です。
シミュレーションでは、ご不幸の発生後の給与カーブ(給与収入アプローチの場合)または所得カーブ(可処分所得アプローチの場合)を指定することが可能です。