補足事項
クライシスシミュレーションにおいては、資金残高キャッシュフローおよび支出キャッシュフローの補足事項を引き継ぎます。
シミュレーションでは、危機の発生に伴うインフレーションまたはデフレーションを発生させることが可能です。支出キャッシュフローで指定した物価上昇率を基準にして、危機発生後にそこに加える追加率を指定します。
シミュレーションでは、危機の発生に伴う収入(給与収入または所得)のベースアップまたはベースダウンを指定することが可能です。資金残高キャッシュフローで使用している収入ベース上昇率を基準にして、危機発生後にそこに加える追加率を指定します。
シミュレーションでは、給与収入アプローチの場合、危機の発生に伴う社会保険料率の増減を指定することが可能です。危機発生後に資金残高キャッシュフローで使用している社会保険料調整率に加える追加率を指定します。
シミュレーションでは、給与収入アプローチの場合、危機の発生に伴う所得税率の増減を指定することが可能です。危機発生後に資金残高キャッシュフローで使用している所得税調整率に加える追加率を指定します。
シミュレーションでは、可処分所得アプローチの場合、危機の発生に伴う増税の効果を加えることが可能です。危機発生後に資金残高キャッシュフローで使用している増減税調整率に加える追加率を指定します。
シミュレーションでは、危機の発生に伴う消費税率の増加を指定することが可能です。危機発生後に支出キャッシュフローで使用している消費税率に加える追加率を指定します。消費税率への追加率は、一括型とステップアップ型の2つの方法で入力することが可能です。一括型とは危機発生後に指定した期間一律に税率を増加させるもので、ステップアップ型とは危機発生後に指定した期間に毎年一定率ずつ階段式に税率を増加させていくものです。
シミュレーションでは、危機発生後の給与カーブ(給与収入アプローチの場合)または所得カーブ(可処分所得アプローチの場合)を指定することが可能です。