支出キャッシュフローでは物価上昇率には長期的に安定した上昇率を指定しましたが、この物価上昇率に変化を与えて分析を行うことで、お客様の家計が物価上昇率に対してどのような感応度を示すかを把握することが可能となります。 例えば、住宅ローンに変動金利を使用している場合、変動金利が物価上昇率や給与収入のベースとなる上昇率と連動することを前提として、変動金利ローンの各年の返済額や総返済額がどのように変化し家計にどのような影響を与えるかを分析することが可能です。

当LLPでは、給与カーブシミュレーションを実行されたお客様向けに、複数の物価上昇率のシナリオの対して資金残高や支出額、収入額、住宅ローンの返済額がどのように変化するかを分析するサービスを提供予定です。

具体的には、「基準とする物価上昇率」とそれと異なる5つの物価上昇率のシナリオを入力し、それぞれのシナリオの資金残高や支出額、収入額、また、「基準とする物価上昇率」で計算した金額からの支出額や収入額の変化額を示します。


サマリー


資金残高の推移の比較


総支出額と総収入額の変化額の比較


住宅ローンの毎年の返済額の変化額、総返済額等の推移


シナリオ毎の収入額、支出額の変化額の推移